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―再び官僚としての教育改革の取り組みと民間教育者として願望を具現化―
澤柳政太郎は大学卒業後すぐに官僚の道に入り、その後学校長を歴任していきますが、その間に教育学者の道も同時に歩み始めており、多くの著書を執筆し、その中に体験からの教育、直観教育を提唱したペスタロッチの教育論についても、実際に教育に携わっている先生方へ問い掛けていたことを前回お話しました。
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―官僚、学校長時代の著書の中のペスタロッチ―
「私は教育界の渡り鳥であった」、これは30余年間教育界で活動を続けた澤柳政太郎自身の言葉です。卒業後は官僚、学校長、大学総長として歴任、その後、自ら小学校を設立して、実験研究を行いながら新教育運動を推進していくのです。今回はその前半「官僚、学校長時代」のことをお話していきましょう。
―長田自身の教育学形成に向けて、ペスタロッチからの影響―
長田は、当初、それほどペスタロッチに関心を寄せてはおりませんでしたが、小学教育に強く関心を寄せるようになり、教育学を実践学と捉え始めた時に、ペスタロッチへの関心は強くなっていきました。