音を楽しむ会
2月はコンサートへ行く機会が3回ありました。
それは、私にとって我が家の子供達の成長の証でもあります。子供から離れられない時期や、一緒にコンサートへ行く事は難しい時期を経て、やっと子どもと共に音楽会へと行けるようになりました。子供にとってクラシックのコンサートは飽きることのない時間とは、言い難い所があるようです。私はうるさくならないように配慮しつつ、ノートとペンを渡し、舞台の観察をしてみたら?とすすめました。その日はトリオでしたので、娘は、ピアニストと弦楽器お二人の演奏している様子を描き、譜めくりの方まで似顔絵を描いていました。他には、気がついたこととして
・音楽が始まる時の呼吸について。曲のはじめ、「せーの」っとは声に出せないのでアイコンタクトで息を合わせていた。
・トリオの音のバランス。(主役となる楽器がある時他の楽器の音は小さくなる)
・チェロはお父さんヴァイオリンが子供、ピアノがお母さんのような響きだった。などノートに書いておりました。
演奏会が終わると出演者に質問へ向かい、サインまでお願いして、楽しい時間を過ごしていました。
そして、別日はアンサンブルユーリズミックスを長年支えている内藤郁子さんのコンサートにも伺いました。歌とピアノのコンサート。舞台上で堂々と歌い表現する先輩の姿は何より力をいただけます。内藤さんのコンサートは演奏とその曲目に関する時代背景や作曲者や作詞についても簡潔にそして魅力的に話をしていただけます。歌詞の深さもよく伝わり、
音楽と文学の融合の様な満足感のあるコンサートでした。会場も内藤さんを慕う方々が集まり、
お客様全員で歌うコーナーでは、どの方もそれぞれ音を楽しんでいるように見えました。
