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コラム【ダルクローズと散歩】④
その4《ダルクローズの家庭環境とペスタロッチ②》 中館栄子 前回より、ダルクローズののお母さんはペスタロッチの活動場所のそばに住んでいたということがわかっていますので、ペスタロッチの教育思想に少なからず影響は受けていると考え、ペスタロッチに焦点を当て、お話を始めました。今回はその2回目です。 〈イヴェルドン学園での活躍〉 再び教育者として活動することになったペスタロッチは、政府の支援を受けながら、自分の新教授法を発展させ、1800年にブルクドルフ城内に学校を設立し、次の年には著書「ゲルトルート児童教育法」を執筆して、 メトーデの確立、直観教授による方法を 説いています 。その方法とは、 子供の「直観」に認識させる方法で、実際の物や絵画、写真などを観せたり触れさせたりして興味を引き出し、感覚器官を通じて知識を習得させる、 現代においても広く普及している教授方法です。そしてメトーデの目標として、そこには3つの人間の素質である「頭(Head)」「心(Heat)」「手(Hand)」を、調和的に自然的に発達させることが挙げられており、この3つの頭文字をとっ























