音楽を感じる絵本
今月から、運営メンバーが1ヶ月ごとに交代でブログを担当することになりました。
6月は東谷悠子さんです。
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最近の、心がわくわくした話をひとつ。
私、絵本の読み聞かせと即興演奏のパフォーマンスを、夫婦でやっているのですが、よく使う絵本の中で、「ぽんちんぱん」(柿木原政広 作・福音館書店)という、絵本があります。
『ぱんぱん しょくぱん ぽんちんぱん』と、とてもリズミカルな言葉でお馴染みのパンが出てきます。
私たちは【ビート】にフォーカスして、この絵本を読んでいました。歩くくらいの穏やかな早さです。
それが、つい先日、全く別の解釈で読まれている方がいらっしゃったのです!
昨年から交流させていただいているリトミシャンの方なのですが、その方は絵本の言葉に【アナクルーシス&クルーシス】を感じて、読むスピードもとても速い!!
「えっ………!?あっ!こんな解釈もあるんだ!」とびっくり&わくわくしてしまいました。
言葉から感じる音楽は、一種類ではないのだなぁと、気づかされました。
絵本は、読み手によってその表現が異なりますから、何が正解というものがないのも、おもしろさの一つだと思います。
みなさんは、暮らしの中で感じる音楽、何かあるでしょうか?
ふっと見つかると、ちょっと楽しくなりますね♪
東谷悠子